Painter's Monologue
トールペインター島貫尚美MDA/DACAのブログ。 ペインティングの日々を徒然なるままに。
プロフィール

ナオミ.S

Author:ナオミ.S
島貫尚美MDA,DACA
・アメリカDACA'04年第1位
・DACA'05年Joan Johnson Award(最優秀賞)
・ペイントクラフト賞他国内外入賞多数
・作品は米DACミュージアムに正式保存
・数少ないSDPパーマネントコレクションに選出
・2013年受賞作品ルーブル美術館展示。審査員奨励賞受賞。

アメリカSDPデザイン・コミッティ役員に選出。
アメリカSDPセミナーでも活躍。
デザインからテクニック、理論まで指導にあたる。
台湾セミナー開催。
『島貫尚美のヴィクトリアンペインテイング』出版。

・文部科学省許可財団法人日本余暇文化振興会監修・認定トールペイント技能認定講座教科書監修、テクニックガイド著者。カリキュラム委員。本部講師。
・シルクスレッドアート本部講師。
・日本手芸普及協会認定講師。
・デコアート社ヘルピングアーティスト。
Studio703主宰。



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『アドベント・キャンドル』

2017年9月18日(月)
15日金曜のクラスでは、次の色彩学講座用の課題作品の
準備インストもお配りしました。
先の柏での色彩学講座では、
明度を学ぶ『チョコレート・タイム』に続き、
彩度を学ぶために『Tea for Two』に取り組みました。
溝の口クラスの方は、色彩学受講は今ですが、
『Tea for Two』の作品は既に描かれた方も多いため、
よりポイントを絞った作品として、
『アドベント・キャンドル』を制作しました♪♪
アイ・レベルに並んだキャンドル4本、明度や彩度をコントロールすると、
手前のキャンドル、奥のキャンドルなど、
前後感が表現出来ます
バラも同様に、コントロールしてみましょう。
この画像は、脇役モチーフを描き足す前段階です。
皆様にも、このデザインでお渡ししましたので、
空いているスペースに、サンキライなど丸い実や小さいお花、
あるいはヒイラギなどでも、
描き足すお好きなものは、
自由に選んでいただこうと思っています。
色を変える方などは、そのモチーフによって、
色を回したり出来ますね。
皆様の作品を楽しみに、私も仕上げます♪♪


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空き巣
2017年9月16日(土)
先週末は、実家で一周忌でした。
そして、そのついでに、更に田舎の家のチェックに立ち寄ることにしました。
交通の不便な場所にありますが、母の実家であり、私が育った家でもあります。
もうそこを離れて40年、
住んでいた大叔母が亡くなってから15年空き家になっていました。
母の事故の前は、父母で時々見回りしてくれていましたが、
事故以来、病院の往復、様々な手続き、
それから父の生活を調えることだけで精いっぱいで、
とても、誰もいない家のメンテナンスまで出来なかったのですが、
そろそろ、草取りなど、手配しておかないと、、、と思っていたら。。。
東京電力の検針の方から連絡。
鍵が壊され、泥棒に入られているらしいとのこと。。。
特に盗まれるものもなかったはずで、
父は警察に届ける必要もないと言います。
どの程度の状況なのか、、、
見知らぬ人達に住まれていても困るし、、、
放火、出火なども心配です。

と、分かっていても、
やっと新盆を終え、母の一周忌で一段落、
弁護士さん関係は残っていますが、
リフォームで、気持ちも未来に向け、
もう仕事に専念したい。。。
そんな最中に、今度は空き巣?
・・・・・
沈む心を、叱咤激励して、立ち寄ったわけです。
1年10ヶ月放置された田舎は、もう草取りレベルでなく、藪をかき分け。
SosaN2973.jpg
本当です。。。壊されています。
昔は、鍵など閉めないほど、のんびりした場所でしたが、
空き家になったので、鍵を閉めるようにしたんですね。。。
中に入ると、
SosaN2974.jpg
7つの部屋の引き出し、押し入れなど、全て、
お仏壇さえ遠慮なく、引き出されて、荒らされていました。。。
こんな田舎で何もないと思うのですが、
空き家になってしまった家には、何かしら、
処分されないで残っているものも、ある場合もあるのかも。。。

犯罪現場の生々しさや、、、
荒れ果てた田舎の様子、
剥落するほど古くなってしまった家、
なんだか思いのほか、衝撃を受けてしまいました。
頭の働かない中、位牌だけは何とか運び出しました。

この後は、住まないのだから、解体?という案も。。。
田舎なので、土地は広いし、家も、母屋だけでも7部屋ありますし、
敷地内に、他に2棟建っているので、
かなり大掛かりなことになります。。。
う~ん。。。頭が痛い。

一周忌を終え、東京に戻ってからも、
しばらく滅入ってしまいましたが、
トールペイントの仕事をしているうちに、
やっと、気持ちが調って来ました。
文章を書くのがなかなかうまくいかず、
メールのお返事や、ブログも停滞してしまい、
失礼いたしました。m(__)m
トールペイントは、写経のような、、、
心を落ち着かせてくれるものでもありますね。

私達の年代は試練も幾つか重なることもあります。
トールのような、何か、自分に戻れるものを持って、
何とか、やり過ごすしかないものは、やり過ごして、
乗り越えていけたら、と思います。




溝の口色彩講座スタート

2017年9月15日(金)
兼ねてから、出来たらと思っていました、通常クラスでの色彩学講座。
色彩学は、初心者の方にも勿論役立ちますが、
ご経験を重ねたペインターには、実感されることも多く、
また、色についての疑問も重ねているからこそ、
ぜひ一度取り組んでいただけたら、と思っていました。
でも、色彩学講座の構成上、
最初に講義で、重要事項の説明があります。
通常クラスでは、それぞれの進度に合わせて、
各自制作しているものが違いますし、
今は、色彩学に取り組まない、という方が、
色彩学の講義中、どうしてたら良いかしら。。。と躊躇しておりました。
別枠で別会場での開講も視野に入れ、
でも、そこにレッスンに来ているスケジュールの中で出来たら、
一番便利でもありますし。。。
学びたい方もいる、との感触に励まされ、
溝の口クラスでアンケートを取り、
全員参加での、開講をすることが出来ました。
月2回のうち、1回のおよそ半分程度は講義、
残りの時間は、各自制作となりますので、
そこでは、色彩講座の作品でも、また各自の進度ごとの作品制作でも、
というプランです。
9月の初回のクラスでは、多くの質問も出て、
質問は、更に深く理解することに繋がりますので、
人数がいることで、更に有意義になりますね。
無事開催出来て、嬉しいです。
皆様の向学心に感激、、、
お忙しい中、全員ご参加いただき、
ありがとうございました。

描く実力も素晴らしい方ばかり、
アレンジも素敵で、色を変えて見違えるような作品を続々描いて下さっているので、
色彩を学ぶと、更に自由な描くための翼を手に入れると思います。

10月6日(金)が2回目の講義ですが、
3回めは、11月3日祭日で不便かも、なので、
11月17日で予定しております。
課題作品に取り組むと、やはり頭で理解するだけでなく、
絵を描くための実際的なコントロール、
目のトレーニングも出来ると思います。

他のご希望に合わせた色彩学講座も、
日時検討しております。
人数がまとまったところから、開催しようと思っています。


シエナ





2017年8月28日(月)
シエナも、ブリケッラから2時間。
私はシエナ初めてでしたが、
これほど、大聖堂が美しく、豪華とは知りませんでした。
フィレンツェ以前に栄えていたというだけあって、
大理石のモザイクで出来た床も見事、
装飾も素晴らしかったです。

イタリア唯一の国立エノテカがシエナにあるんですね。
エノテカ・イタリアーナにも、ちょっと立ち寄り。
お休みの日でしたのに、
中を開けて見せてくださいました。

ランチは、 Porri-Oneにて。
日本人シェフの作り出す、繊細なイタリア料理に感動。。。
今回、ブリケッラの奥様が予約して下さったお店は、
どこも正解。
イタリア料理のイメージが変わるくらい、
奥深い、かなりグルメな旅行となりました。

また、今度は、穏やかな気候のときに、
ノンビリ訪れたいものです。。。
せめて、スマホ写真が撮れる程度の気温の頃。。。
何と言っても、スマホで写真を撮ろうとすると、
「高温のため終了します」
と何度もカメラが切れてしまいましたので。。。

フィレンツェ






2017年8月27日(日)
ブリケッラ農園を拠点に、ピサの斜塔をちょっと見て、
フィレンツェまで遠征したのですが、、、
もともと片道2時間以上かかって、
着いて食事すると、観光時間は2時間半程度しか。。。
以前美術館は行っているし、今回は時間なくパスとしてましたが、
行けたら見たいと思っていた、ドゥオーモも、
さっと前で写真を撮るのが、やっと。。。
ローマより北だから、少しは温度ましかと期待したのですが、、、
なんとフィレンツェは盆地。
尋常でない暑さに、、、というより「熱さ」に、
石畳の地面は足を焼いているような感じ。
日差しは、肌に当たると痛いっ!!
身の危険を感じるほどなのです~~。
お店に避難、避難。。。
牛乳飲まない私は、普段アイスクリームもそんなに食べないのですが、
(牛乳分でない風味が濃厚なデザートは別)
こんなに暑いと、アイスクリームしかない。
バラの形に盛ってくれるアイスクリーム屋さん、発見。

旅は、あれこれあって、
乗り切ることに一生懸命になったりしますね。
例年なら、この時期に母の誕生日があります。
家族の中で私だけがいつも誕生日を忘れず、
何か送ってくれる、と死後、日記に見つけました。
昨年は意識もあまりない母の枕元でお祝いの手紙を読みましたが、
それが最後でした。
何もしない初めての母の誕生日、
お友達との旅行で、気が紛れて、
かえって良かったかもしれません。

人生には、辛いことも結構あります。
特に私達の年代には、簡単に乗り切れない、大きなこともありますね。
どうか悲しい事があった時は、遠慮せず、友に頼ったり、
仕事でも、趣味でも、気を紛らわしながら、
あるいは未来に繋がる明るいことに眼を向けて、
今の試練をしのいで下さいね。
という私も、うまく出来たり、出来なかったり、なのですが。。。
何とかやり過ごすうちに、時間という薬が効いてきますように。
私もやり過ごすお手伝い、いつでもしたいと思っています。