Painter's Monologue
トールペインター島貫尚美MDA/DACAのブログ。 ペインティングの日々を徒然なるままに。
プロフィール

ナオミ.S

Author:ナオミ.S
島貫尚美MDA,DACA
・アメリカDACA'04年第1位
・DACA'05年Joan Johnson Award(最優秀賞)
・ペイントクラフト賞他国内外入賞多数
・作品は米DACミュージアムに正式保存
・数少ないSDPパーマネントコレクションに選出
・2013年受賞作品ルーブル美術館展示。審査員奨励賞受賞。

アメリカSDPデザイン・コミッティ役員に選出。
アメリカSDPセミナーでも活躍。
デザインからテクニック、理論まで指導にあたる。
台湾セミナー開催。
『島貫尚美のヴィクトリアンペインテイング』出版。

・文部科学省許可財団法人日本余暇文化振興会監修・認定トールペイント技能認定講座教科書監修、テクニックガイド著者。カリキュラム委員。本部講師。
・シルクスレッドアート本部講師。
・日本手芸普及協会認定講師。
・デコアート社ヘルピングアーティスト。
Studio703主宰。



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長い眼で・・・
2016年12月22日(木)
火曜の蒔絵教室の後は、夜なべで、原稿修正。
水曜のレッスン&忘年会の後も、徹夜で、原稿修正。。。
漆器講座のテキストご送付時期で、
添付する書類を全部チェック、修正してしました。
朝3時まで、、、
テキストの描き方図や、担当したテクニックガイドは、もちろん担当業務で、
最終校正も今月始めまでには完成しましたが、
これらの書類は、私がするものなのかどうか。。。
でも、乗りかかった船ですし、
これから受講する方が困ったり、運営がうまくいかないといけないので、
とにかく微力ながら、ベストを尽くしました。

心に引っ掛かるのは、先日お友達に言われた言葉。
「年収はどのくらいなの?1000万?700万?」
「そんなにトールでもらっている人、いないですよ。。。」と答えた私。
一桁は違うと思う。。。
それじゃ、仕事じゃない、趣味だっていう意見なのだけど。。。

トールというお仕事は、、、取り合えず、材料費は出てる、みたいなところが多くて。。。
本に掲載されている作品だって、材料費にはなっているのですが、
収入と言えるかどうか。。。
普段、私はデザインし続けるために、著作権は守られないと、というスタンスで、
自分のデザインも、使ってくださる人には、
パターンパケット(インストラクション)を買っていただいていますし、
皆様、ご理解くださって、生徒さんの人数分、買ってくださるので、感謝しています。
これも、印刷実費を除くと、1部に対して50円~100円程度。
一つのデザインを10人が買ってくださっても、1000円?
パターンパケット作るには、作品描きながら、スキャンしたり、メモしたりする以外に、
ステップ図を作ったり、1日がかりです。
それ以外に、デザインする時間、制作時間もあるわけで、平均1週間くらい。
それに対して、収入は1000円、ということになってしまうのですね。。。
そうやって考えると、世の中の最低賃金、の10分の1以下になってしまう。
雑誌掲載の講座の場合は、その雑誌を買っていただくためのお仕事なので、
その作品を描いていただくために、その都度、本を買っていただかないといけないですが、
皆様、快く、受け入れてくれて、助かります。
この場合も、1冊売れても、私の収入が増えるわけでなく、
ただ、雑誌社が、本を出し続けるために、長い目で、役立つ、という感じなので、
実際の収入にはなりません。
でも、収入にならないから、趣味かというと。。。

それにしては責任が重いし。。。
ボランティア業務も多い。
というか、支払う場合の方が多い。。。
今回の講座だって、
デザインして制作し、インスト書いて、それだけなら、担当業務。
でも、講座がスムーズに流れるための、必要な手順、書類、スケジューリング、
それは、私のお仕事ではないはずですが、、、
相談されてしまったら、やはり、お金を払って講座を申し込んだ方がいらっしゃるので、
関わったものとして、極力、迷惑かからないよう、
頑張ってしまいます。
したいこと、ではありません。
しなくてはいけないと思うこと、大事と思うことをする。
ギャラはなくても、良いものにするために。
やはり、お友達の言うよう、私にはビジネス・センスがないかもしれない。。。

アートは、材料費だけ出るだけでもいい、とは思いませんが、、、
収入に直結しないから、趣味にすぎない、価値がない、とも思わないのです。
短い隙間時間に作った、アロマストーンに癒されますし。。。
そういった、心が生きていて、美しさに見とれる、
それはアートだからこそ出来ることなので。。。
ただ生命活動している、のでなく、「生きている」ことに直結している、と思うのです。


アロマストーンのピオニーと桜、綺麗で、作っている時間も癒されました。
1月のセミナーにも持っていきます。

こちらは、生徒さんにいただいた、アロマストーン。
石塑粘土でも、ここまでディテールが出るのね。
可愛くて、作品に貼るパーツにも使えそう。
心躍るプレゼント、ありがとうございました。m(__)m

やはり、アートは、目の前の収入直結ではなく、、、
もっと長い目での価値があると思えます。

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