Painter's Monologue
トールペインター島貫尚美MDA/DACAのブログ。 ペインティングの日々を徒然なるままに。
プロフィール

ナオミ.S

Author:ナオミ.S
島貫尚美MDA,DACA
・アメリカDACA'04年第1位
・DACA'05年Joan Johnson Award(最優秀賞)
・ペイントクラフト賞他国内外入賞多数
・作品は米DACミュージアムに正式保存
・数少ないSDPパーマネントコレクションに選出
・2013年受賞作品ルーブル美術館展示。審査員奨励賞受賞。

アメリカSDPデザイン・コミッティ役員に選出。
アメリカSDPセミナーでも活躍。
デザインからテクニック、理論まで指導にあたる。
台湾セミナー開催。
『島貫尚美のヴィクトリアンペインテイング』出版。

・文部科学省許可財団法人日本余暇文化振興会監修・認定トールペイント技能認定講座教科書監修、テクニックガイド著者。カリキュラム委員。本部講師。
・シルクスレッドアート本部講師。
・日本手芸普及協会認定講師。
・デコアート社ヘルピングアーティスト。
Studio703主宰。



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オリジナル
2011年6月21日(火)
生徒の皆様も、どんどん思い通りに筆が動くようになって来て、
色を変えたりデザインをアレンジしたり、ご自分らしい表現が出てくると、
ますます、トールペイントの醍醐味を感じられます。
そして、いよいよオリジナルに挑戦!
自分だけのデザインです

さて、そこで「オリジナル」って?
オリジナルが描けるようになって、コンテストに挑戦するのは、
モチベーションも高まるし、世界が広がる第一歩です。
でもオリジナルは、どこからがオリジナルで、どこまでがアレンジなの??
コンテストを考えていらっしゃる方に、基本的な考え方をご紹介しておきます。

まず「オリジナル」の言葉の使い方が大きく分けて、2種あります。
①自分の手作りで、世界に唯一の作品、という意味。
特に、自分好みに色や配置を変えたものなどに、良く使います。
②デザイン的に全くその人個人のデザインであり、著作権が守られるもの。
通常は、芸術的価値を付加したものとなります。
作家が大事にするのは、こちらですね。

例えば、私のところのカリキュラム作品の、ポット型のナプキンスタンドですが、
Wpp068.jpg
こちらを、「うちは青い食器が多いから、青が合うかも・・・」と
Wpp068Bl.jpg
と色を変えた場合。(これは、私が色違いで作ったサンプルですが、他の人が作ったとして・・・)
そのとき、これは、その人だけのインテリアに合わせた、唯一の作品となって、
①の意味で、「私のオリジナル作品」、と言ったりするわけです。
ただ、それは個人の楽しみの範囲内で言えるだけで、
厳密なデザイン性、は、元作品のデザインをそのまま、なわけなので、
作家として、仕事として、は、法的にオリジナルか、つまり、
デザインは元作家のもの、それを色をアレンジした、ということになり、
②の意味では、オリジナルでなく、アレンジ作品となります。
色でなく、配置を少し変えたもの、も、アレンジ作品となるのです。

ですから、コンテストなどに、オリジナルで応募のときは、全くデザインを1から起こして
出来れば、参考資料(写真など)もご自分のものだと、
心配なく、オリジナルと言えます。

…と言っても、いろいろなデザインを起こすとき、
全てのモチーフの現物が入手出来て写真に自分で撮れるわけではありませんから、
資料を使う作家の方は多いのです。
そのとき、その参考資料(写真だって勿論、その写真を撮った方の著作権があるので)は、
とりあえず参考にしたくらいで、
全く自分らしい美術価値を作り出して、
別の言葉で言えば自分らしいスタイルにデザインして、
使った資料を想像させないくらいであれば、
オリジナルと言えます。
そこまで、自分らしいスタイルを作るのは、勿論苦労するわけですが、
作家の皆さんは、誰かに似たりしないよう、自分のデザインと言えるよう、
苦労されているのですね。
発表して、世に出ていく、ということは、そういったことへの配慮も必要となりますが、
それで広がる世界は、きっと多くのものをあなたに与えてくれると思います。
ぜひ、挑戦してみて下さいね!!
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