Painter's Monologue
トールペインター島貫尚美MDA/DACAのブログ。 ペインティングの日々を徒然なるままに。
プロフィール

ナオミ.S

Author:ナオミ.S
島貫尚美MDA,DACA
・アメリカDACA'04年第1位
・DACA'05年Joan Johnson Award(最優秀賞)
・ペイントクラフト賞他国内外入賞多数
・作品は米DACミュージアムに正式保存
・数少ないSDPパーマネントコレクションに選出
・2013年受賞作品ルーブル美術館展示。審査員奨励賞受賞。

アメリカSDPデザイン・コミッティ役員に選出。
アメリカSDPセミナーでも活躍。
デザインからテクニック、理論まで指導にあたる。
台湾セミナー開催。
『島貫尚美のヴィクトリアンペインテイング』出版。

・文部科学省許可財団法人日本余暇文化振興会監修・認定トールペイント技能認定講座教科書監修、テクニックガイド著者。カリキュラム委員。本部講師。
・シルクスレッドアート本部講師。
・日本手芸普及協会認定講師。
・デコアート社ヘルピングアーティスト。
Studio703主宰。



最近の記事



最近のコメント



月別アーカイブ



カテゴリー



ブログ内検索



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



リンク

このブログをリンクに追加する



RSSフィード



メールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:



デッサンは必要?
2011年10月23日(日)
生徒の皆様とのランチのとき、こんな質問が出ました。
「ペイントするのに、デッサンを勉強した方がいいでしょうか?」
いえいえ、ペイントするのにデッサンは特に必要ないんですよ~

絵を描けないと思っている方でも、技術を学べば、
素晴らしい作品が描ける、それがトールペイントです。
図案はトレースするので、デッサンや絵が描ける必要はありません。

②それでは、どんどん技術も上がって、
先生のデザインでなく、オリジナルの図案で描きたくなったときには、
デッサンは必要でしょうか??
これも、目的のデザインにセットしたものを写真に撮って、
それを作品サイズに拡大・縮小したり、幾つか組み合わせれば、
デッサンは必ずしも必要じゃありません。

実際のオリジナル作品をまとめあげるのに直接役立つものは、
とても大きく作品の印象を左右する、色彩理論だったり、
デザインの配置を考えるデザイン理論だったりします。
それも、大まかな色彩コーディネイトの理論でなく、
実際の作品を描きながら、調整の仕方を学ぶことが大事だと思います。

③では、デッサンは全く役立たないかというと・・・
そうでもありません。。。。
私は学生時代からデッサンが好きで良く描いていましたが、
眼が育ってくると、デッサンの狂いが気になってきます。
全国誌に発表されているものでも、
お花はまだ目立ちにくいですが、
人物のようなものは、デッサンの狂いに気づきます。
自分の作品が素敵なイメージで発想されていても、
デッサンの狂いがあると、作品を稚拙に見せたりしますから、
そういった眼が育っていることは、自分の表現に役立つわけですね。

また、素描、それ自体、が作品として美しいですよね?
そして、無心に対象と向き合っていると、
ぶれていた自分があるべきところにおさまるというか、、、
写経みたいな感じでしょうか?

だから、色彩理論などのように、すぐパッと即効性があるわけではありませんが、
深いところで栄養になる可能性はある気がします。
自分の使える時間は有限ですから、
どれを優先するか、どれに取り組むか、が問題になって来るでしょう。。。


これはクロッキー程度ですが、こんな風にイメージスケッチして、
Wpp158.jpg  『アップルパイ』
こういった作品が生まれています。
これだけ、写真的な作品でしたら、
一旦抽象化したりするプロセスが入りませんから、
写真からすぐ作品でも、大丈夫だと思いますし、私もそういうときもあります。
この場合は、作品イメージを掴む、ために、スケッチしています。

どういう過程を経るか、は、実は、そんなに重要ではありません。
とにかく一歩踏み出して、作品に取り組んでいること、
それが一番大事だと思います。
どんな素晴らしいアイデアも、尊い考えも、
頭の中だけでは、何もないのと同じです。
イメージしたこと100に対して、自分の成し遂げたことが1だったとしても、
ゼロとは全く違うのですね。
1しか成し遂げられていない、そんな思いが、更に自分を前に進めてくれますし、
そして苦しい一歩を繰り返していくうちに、
大きな道のりが出来ているはずです。
どんな大きな夢も、ゼロのまま、考えているままでは、腐ってしまいます
試行錯誤しながら、イメージを形にしている皆様の制作への情熱、
いつも感心しながら、、、応援しています。
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する